働き方改革?ハタラケル改革!@フットケアから始めよう

企業に足の臨時保健室を開設したところから始まった“ハタラケル改革”のストーリーです。

第18話 詐欺もしてます

“足の臨時保健室”開設中。

 

でも、足の問題を打ち明けに来る人はずいぶんと減った。というか、足の問題にかこつけてくる必要がなくなり、
『生理痛がひどいから、保健室で仕事させて』とか
『二日酔いで酒臭いから課長の横で仕事できない』とか
まさしく小中学校の保健室と同じような位置づけに変わりつつある。

 

「もっと新規事業について積極的に考えないとヤバいと思うんだけど」
ハルヤマさんは40代。


「これまでの、古いつきあいから取れていた仕事が継続するのは、せいぜいここ2、3年。何か手を打たないとと思うのに、上司は聞く耳持たないし、変える気ないし、当然若手は危機感ないし、今から転職の準備をしようと思ってるんだよね。これからはどんな職業が良いと思う?」

 

これは“足の臨時保健室”では扱えない。とは言っても、話を聞くことだけはできる。

 

話す方も、ここで解決してくれるとはハナから思っていないのだから、とりあえずゆっくり耳を傾ける。


聴きながら、複数の課題を整理したり、課題と感じているものを分解して言語化したりする。

 

言葉遊びに近いのかもしれない。同じ言葉でも、人によって意味が違う。捉え方が違う。言語化してはじめて、自分なりの整理が出来たりする。

 

これからどんな職業が良いのかなんてわからない。たいした情報もあげられない。もしかしたら、ハルヤマさんが聞いてほしいことは、本当は他にあるのかもしれない。

 

でも、少しでもリラックスできるように、オレンジスィートを使った足のアロママッサージを提供しながら、ハルヤマさんのモヤモヤを聴く。

 

「心が晴れるオイルなんです。これ」

「いや、詐欺でしょ、スギタさん」

 

このモヤモヤを共有できると良いよね。きっと。