働き方改革?ハタラケル改革!@フットケアから始めよう

企業に足の臨時保健室を開設したところから始まった“ハタラケル改革”のストーリーです。

ブログの移動

シーラボのブログは 下記に移動しました。 c-labo.hatenablog.jp

てすと

てすと

第20話 かび臭い理想のカフェスペース

もともとかび臭い会議室。 その中にあるカフェスペースは、“足の臨時保健室”が開設されない日に使用可となっている。 初めは、電気ポットとインスタントのコーヒーと紙コップしか置いてなかったのに、色々な種類の紅茶のティーパックやら、アメやチョコまで…

第19話 社内で一番落ち着く場所

久しぶりのワークショップ。 “足の臨時保健室”が割と込み合うようになったため、『社内で一番落ち着く場所と、そこに何があったら落ち着くか』のテーマでディスカッション。 これも、“落ち着く場所があることは良いこと”という仮の理想からのテーマ。 それが…

第18話 詐欺もしてます

“足の臨時保健室”開設中。 でも、足の問題を打ち明けに来る人はずいぶんと減った。というか、足の問題にかこつけてくる必要がなくなり、『生理痛がひどいから、保健室で仕事させて』とか『二日酔いで酒臭いから課長の横で仕事できない』とかまさしく小中学校…

第17話 靴箱汚れ事件

社長がポケットマネーで靴箱を買ってくれたおかげで、通勤用と内勤用の靴を分けることが習慣化された。 内勤の靴も、ただ楽なのが良いというのではなくて、自分の足と仕事の内容によって選ぶということをほとんどの社員に理解してもらえたと思う。 同時に、…

第16話 御機嫌シール

“身体壊すあるある”で、まだ解決していないものがいくつかある。 その一つに、『一日中PCに向かっていると気分が沈んでいく』がある。 解決方法の欄には、 “1時間につき5分休憩” “PCに向かうのは半日にして、半日は別の仕事をする” “イヤホンで好きな音楽を…

第15話 手を握り合っているうちに・・・

朝のラジオ体操後のストレッチ、続いているとサワイくんから聞いた。相変わらずラジオ体操自体はダラダラしているけれど、ストレッチは笑いながらやってるから、前よりは朝からテンション高めな気がするよ、とサワイくん。 ふと掲示板を見たら、ゴルフ部開部…

第14話 机の上にバナナかよ

リナちゃんが、ほんとにバナナ配った。 朝、全員が出社して机にバナナがある光景。 冗談でしょ。サワイくんからのメールに大笑い。 “いつも笑顔のリナちゃんが、どんなキャラなのかわからなくなった”とサワイくん。 いや、成長したとほめてあげよう。・・と…

第13話 巻き爪旅行とお土産の義務

“足の臨時保健室”開設日。 “臨時”といいながらも定期的に開設していると、距離間の近くなる社員も出てくる。その一方で一回も話したことのない社員もそのままいる。全職員30名程度なら、全員と話す機会は作ろうと思えばできるけど、会話の押し売りはイヤなの…

第12話 ラジオ体操は最高のワークショップ

私がT社に行くのはいつも午後。でも、毎朝朝礼時にラジオ体操をやっているというのを聞いて、みんなと同じ時間に出社してみた。 早めに出社しているのか、すでに仕事モードの人。ギリギリに焦って滑り込んでくる人。ギリギリなのに、全く焦らずにたらたら歩…

第11話 ワークショップその後と偏平足のトミヤマさん

ワークショップから1週間。△社の段ボールの大きさだけは、すぐにお願いした・・と課長から自慢気に聞かされた。 毎日のように関わっているのなら細かく進捗も管理できるが、月2回程度しかいかないため、“身体壊すあるある”を付箋に各自書きこんだあとは、自…

第10話 ハタラケル環境作りの小さな一歩

“足の臨時保健室”は月2回開設! それ以外に、3か月に1回、全職員参加のワークショップ(タイトルは“研修会”としている)を開催という形が、何となく定番となった。 初めから詳細な計画を立てたほうが良いのだと、先人のコンサルタントはおっしゃるのかもしれな…

第9話 能力引き出す“捨て寸”の話

“足の臨時保健室”、今日のお客様は、一緒に靴箱を作った時に、(いや、完成できなくて結局社長がポケットマネーで買ってくれたのだけど)、スギタの不器用さに悪態をついていた20代女性のマユちゃん(^^; 「足がむくんでだるい。何か病気なのかな」 「むくむ原…

第8話 たかが“社内の靴箱”

『通勤用と内勤用の靴を履き替えるために、靴箱が欲しい』 これまで6回開設した“足の臨時保健室”での対応と、女性職員対象のワークショップから、特に女性職員の間で、靴を履き替えたほうが足に良いというイメージが(洗脳の結果?)でき、靴箱の購入を上層部に…

“改革”って何かヤダ

閑話休題。このブログのタイトルにもしている・・・ってか、国がこの言葉使うの好きだけど、“改革”って言葉、何か最近好きじゃない。 何かを変えること、改めること、時には“一掃すること”のイメージで使ってる感じがする。 今回、サワイくんからの縁で、企…

第7話 職員研修のテーマは「靴」

欠勤や遅刻の女性職員が、スーツに合わせてパンプスを履いて通勤しているものの、サイズや歩き方に合ってない靴を履いている人が多い。 そのことと、欠勤や遅刻との関連性の根拠はないが、とりあえず、自分に合った靴を選べるようになることにデメリットはな…

第6話 カッコいいフリ?

少しづつ、臨時保健室の存在も知れ渡り、様々な訪問者が来るようになった。職員の顔と名前が一致するようにもなった。・・・が、病院という組織に長く所属していて、一般社会?を知らずにいたためか、肩書と力関係の把握がいまいちわからない。まあ、保健室の…

第5話 足の臨時保健室開設

足の臨時保健室は、冷暖房設備の壊れた会議室の端っこ。病院によく置いてある、中央だけ白い布が張られているパーテーション2面で区切ったところにできた。 せっかく区切ってくれたけど、会議で使うときには開設できないでしょ。 開設は月2回。開設するよ…

第4話 はじめての?ワークショップ

「この会社の生産性や作業効率に影響のある要素は何?」 この問いの答えをたくさん出す。ただそれだけの会議。 模造紙の真ん中に問いを書いて、その周りに付箋紙で貼っていってもらうだけ。社員全員で1枚の模造紙に・・と思ったが、比較できるように分けてみ…

第3話 現状調査

まず、サワイくんの愚痴がどのぐらいのものなのか、欠勤の状態を調べさせてもらった。欠勤の理由を個人名で事細かく教えてもらうのには抵抗があったので、まずは年齢と性別、欠勤日の一覧を作ってもらった。遅刻も多い日は多いということを聞き、ついでに遅…

第2話 解決のタネ

先週、サワイくんが“もう辞めたい”と愚痴っていた会社へ、1人乗り込む。従業員数32人。あまり乗降の多くないJR駅から歩けばたぶん30分以上はかかる。駅まで迎えに来てくれたサワイくんの車で向かった。 「ちょっと癖のある社長だから、誰でもカモーンになら…

第1話 すべては愚痴から

「いや、ホントもう耐えられんわ。会社辞めたい。どっかいいとこない?」サワイくんが渋い顔で言った。 高校時代の同窓生。関東の大学を出てから北海道に戻ってきて、建築関係のT社に勤務している。技術職でもあり、人事や労務について管理する立場にもいる…

はじめに

これは、理学療法士スギタが、ちょっとしたご縁から企業に足の臨時保健室を開設したところから始まった“ハタラケル改革”のストーリーです。 人物名、関連企業名などは架空の名前で、会話のところどころには若干の装飾が加えられていますが、起こったことは事…